2003年




日にちをクリックすると、その俳句を書いたに飛びます。





1月1日 1月5日
信濃路の 
明日も晴れなり 
七日粥 友きたり 
次から次と 
松の内
補足:12月28日から1月4日までの間で、延べ47名の友人達が来てくれました。
松の内【まつのうち】正月の松飾りのある間。元旦から七日、あるいは一五日まで。
1月8日 1月16日
松過ぎて 
一歩踏み出す 
勇気かな リハビリや 
君の声きき 
春を待つ
補足:松過ぎ【まつすぎ】正月の松飾りを取り払って間もない頃。七日以降、所により一五日以降をいう。 補足:祖父に電話すると、前回電話したときよりも声が大きくなっているとの事でした。
1月27日 1月28日
御影の 
守りひとすじ 
寒の雨 リハビリの 
リズムも軽く 
春近し
補足:御影【みえい】肖像を敬っていう語。尊影。
寒の雨【かんのあめ】寒中に降る冷たい雨。
補足:祖父リハビリ中の写メールを送りました。
2月4日 2月5日
将棋差す 
次の一手は 
春を呼ぶ リハビリの 
リズム楽しむ 
春日かな
2月5日 2月5日
車椅子 
乗りて進むや 
春の道 声高く 
リズム弾むや 
春の室
2月5日 2月6日
春風や 
手首動かす 
茄子の味 スタンドに 
本を立てゐて 
春を待つ
補足:食事の装具を使って一番初めに食べたものは「茄子の肉詰め」でした。
2月16日 2月17日
大樹いま 
春の息吹の 
一芽かな 信濃路の 
見上げる空に 
春館
補足:ここで言う大樹とは大銀杏の事だそうです。 補足:県リハから篠ノ井病院に行く途中、実家を見て行きます。(見ただけです)
2月21日 3月1日
春めくや 
初め良ければ 
万事良し 旋律の 
リズム刻みし 
余寒かな
補足:県リハのカラオケに行った時に詠んだ句です。
余寒【よかん】立春後の寒さ。寒(かん)が明けてまだ残る寒さ。残寒。
3月2日 3月4日
食卓に 
色を添える 
春の昼 リハビリの 
乗りて道ゆく 
初車
補足:初めて電動車椅子に乗った時、乗っている時間は10分位でした。
3月13日 3月19日
パソコンの 
マウス絡まる 
春の猫 長閑さや 
白き道ゆく 
車椅子
補足:この頃は、空き時間は読書・カラオケ・パソコンに費やします。 補足:長閑【のどか】  難しい漢字を使ってくれます・・・・・
4月5日 4月10日
見上げれば 
信濃の国の 
春の雪 検索の 
マウス飛び出す 
猫の恋
補足:この日はみぞれ雪が降りました。 補足:猫の恋【ねこのこい】早春、雄猫が雌猫を恋すること。猫の交尾期にあたり、物狂おしく鳴く。主に俳諧でいう。
4月10日 4月14日
囀りの 
走れば夢の 
車椅子 恍惚と 
浸る足湯の 
春の昼
補足:囀り【さえずり】鳥がさえずること。また、その声。特に、繁殖期に主として雄が発する特徴のある美しい鳴き声。
4月15日 4月15日
たたずみの 
薫ひねもす 
花杏 やすらぎの 
刻は流るる 
春の園
補足:花杏【はなあんず】ジュセイトウの異名。
*ジュセイトウ : 蓮の一種です。

ひねもす【〈終日〉】朝から夕方まで、一日中。
4月25日 5月11日
匙ひとつ 
食を楽しむ 
桃の花 久しくも 
語る事なく 
汗拭
補足:匙【さじ】スプーンの事です。
まさか「さじ」に漢字があろうとは・・・・・
補足:事故後初めて汗をかきました。
5月13日 5月13日
おもいつつ 
メールにひとこと 
夏初め 闘病の 
勝たねばならぬ 
青嵐
補足:俺からの初メール。(今はなき「チュース」の事を書いたメールだと思います) 補足:初メールの内容は自問自答メールでした。
青嵐【あおあらし】青葉のころに吹くやや強い風。せいらん。
5月19日 5月22日
春めくや 
心はひとつ 
書きて行く 信濃路の 
空に映りし 
桐の花
紫色の桐の花補足:県リハの正面玄関右側に生えてる大きな木が桐の木だと祖父が気付きました。


県リハの正面玄関右側
5月22日 5月22日
新しき 
友よ車よ 
五月空 なにごとも 
突きて進むや 
川の蟹
補足:蟹、、、常にフォークで食事をする俺の事だと思われます・・・・・
5月23日 5月23日
一刻の 
祝宴囲む 
夏の陣 新緑や 
座して温みの 
長き椅子
補足:温み【ぬくみ】って読みます。読めましたか?俺は・・・
5月23日 5月26日
小槌打つ 
山はこがねの 
皐月かな 黙く黙くと 
マウス打ちこむ 
夏の昼
補足:上棟祭は、計14名・8:00〜17:00で無事完了。
6月9日 6月11日
うるうると 
友よ乳歯よ 
さらば夏 痛みをば 
こらえていけば 
夏やさし
6月14日 6月15日
梅雨入りて 
買物楽し 
車椅子 六月や 
信濃の谺 
孫の声
補足:新車両親とお買い物。 補足:祖父母に電話をしました。
谺【こだま】樹木に宿っている霊。木精。
〔古くは木の霊の仕業と考えていたことから〕山・谷などで起こる音の反響。また、音・声が山・壁などに当たってはね返って来ること。やまびこ。
6月24日 7月7日
喉笛を 
鳴らして和む 
梅雨時間 七夕や 
浅草・巣鴨 
原宿へ
補足:祖父母で浅草・巣鴨に行き、俺の健康回復を祈ってきてくれました。
7月8日 7月15日
なにごとも 
無くて喉笛 
青田風 今日からは 
再び歩む 
夏蛙
補足:レティナの痕が塞がっている事を篠ノ井病院の耳鼻咽喉科の先生が確認。
7月31日 8月2日
梅雨あがる 
歩みし時の 
長き日日 旅立ちは 
吉と思へし 
ビール飲む
補足:祖父母が取ってくれたビジネスクラス待合室で祖父と乾杯。
8月3日 8月4日
日盛りや 
光の海の 
マニラ湾 緑蔭や 
腕に温みの 
車椅子
ホテルから望むマニラ湾補足:日盛り【ひざかり】一日のうちで日光の一番強い時分。特に、夏の午後の、暑い盛りをいう。

そーいえば日盛りは、、、2002年6月4日にも日盛りは出てきました。なんか うれしいです。
補足:米軍基地に観光。
緑蔭【りょくいん】 木の青葉が茂ってできるひかげ。こかげ。
8月4日 8月4日
夏の日の 
クロス微笑む 
丘に立つ 流れ行く 
道はひとすじ 
夏のバス
補足:米軍基地に観光。クロスは十字架のこと。 補足:観光はバスで移動。
8月5日 8月5日
片蔭や 
光の波の 
流れ行く 乾杯の 
音頭高らか 
酔いて夏
輝く街灯補足:ホテル前の夜景。 一族で乾杯補足:かんぱ〜い。
8月6日 8月8日
夏料理 
異国の食は 
遠からず 朝凪や 
持つ手も強く 
書き記す
事故後初の手紙補足:字を書く為の装具持参でフィリピンから手紙を書きます。

朝凪【あさなぎ】海岸で朝一時、風がやむこと。陸風から海風に変わる時に起きる現象。
8月11日 8月13日
マウスいま 
早や歩みて 
夏の朝 友きたり 
華やかに日日 
夏の朝
居間でパソコン補足:ネット接続が出来たかどうかは忘れましたが・・・
8月15日 8月15日
輪の中の 
闇に舞ゐる 
盆踊 車椅子 
踊りの中に 
愉しめり
8月16日 8月17日
目に浮ぶ 
赤きマドンナ 
夏館 車椅子 
乗りてリハビリ 
秋近し
その他 沢山の絵の中の一枚の絵補足:小学校の頃に書いた絵を発掘。リコーダーを吹く赤きマドンナ。 県リハへ行く為に車に乗り込む補足:いつも通り県リハへ出発。それが祖父母には目新しく見えたようです。
8月17日 9月2日
ひとときの 
朝の祈りよ 
夏の雨 流れ行く 
風は遠のき 
夏惜しむ
9月14日 9月15日
語りゐる 
逢いて微笑む 
花野かな 本堂を 
登りて祈る 
秋の寺
ビールで乾杯補足:と一年ぶりの再会です。 なかなか急なスロープです補足:秋の寺→善光寺
本堂にはスロープで上がれます。
9月15日  9月15日
車椅子 
鳩も飛びかう 
九月かな 大僧正 
数珠を頂く 
秋の道
餌を与えなければ生きていけない鳩・・・補足:善光寺の参拝後、鳩に餌をあげます。 補足:偶然にも、善光寺のお数珠頂戴という行事を体験する事が出来ました。
10月1日 10月8日
泳ぎつつ 
五官に響く 
水の音 戯れて 
水と遊びし 
今日の月
補足:いつか また、バタフライを泳ぎたい・・・
10月1日
一本の道 
山を登り 
峠を越えて 
草萌える草原へ 
希望を持って
補足:初めての五行詩の登場です
10月13日 10月13日
秋の霜 
膝に温みの 
子犬かな この道を 
ふたたび歩む 
秋麗
膝の上にダックスフント補足:親戚の家のミニチュアダックスフント。



秋の霜【あきのしも】@晩秋に置く霜。秋しも。A白髪
補足:秋麗【あきうらら】秋晴れの日の春のような麗らかさをいう。
10月27日 11月17日
手も足も 
汗のしずくの 
一里塚 晴れやかに 
友よ車よ 
小春かな
補足:一里塚【いちりづか】大きな事業を達成してゆく過程における一つの段階。
補足:東京に行ってる間に原宿で友達にも会います。

小春【こはる】陰暦一〇月の異名。暖かな春のような日和(ひより)が続くのでいう。小(こ)六月。
12月10日 12月11日
伝えしも 
意気込みありて 
冬の椅子 冬の雨 
やすらぎてコーヒー 
啜りけり
補足:初めて祖父母にスタンダップチェアーで立ってる写真を携帯の写メールで送りました。 補足:東京の治療に行った際、祖父母が横浜から出てきて喫茶店で一休み。
12月29日 12月29日
躍動の 
赤き血潮や 
十二月 爪先に 
スタンダップチェアー 
春の道
顔から首周りから赤くなりました補足:スタンダップチェアーで30分間 立ち続け座った直後、顔が赤くなります。立ってる間 心臓がいつも以上に頑張って、座ってからもしばらくは心臓が頑張ってるままだったので、こうなったものと思われます。 補足:先日写メールで送った写真ではイマイチ分からなかったスタンダップチェアーの全貌が、実際に来て見て判明する。百聞は一見にしかず。
12月29日
胡床かく 
ベットの上にも 
冬日向
補足:胡床【あぐら】 漢字があった事にビックリ。



冬日向【ふゆひなた】





powered by  祖父Goo辞書





トップページへ
TOPページへ